父が田んぼでいなごを取ってきた。いなごの佃煮の調理法が、いろいろある話
同居の父。
定年退職し、畑を借りて作物を育てたり、老人会に参加し町内の方と親睦をはかったりと、勝手気まま?に余生を過ごしています。
先日お仲間に誘われたようで、徒歩圏内にある田んぼへイナゴを取りに行ってきたとのこと。何やら、麻袋の中でうごめく物体が、台所の隅に・・怖。
私の住む地域では例年、ヘリコプターで田んぼに農薬散布を行っているのですが、今年はやらなかったようで、いなごが沢山いるのだそう。
取ってきた後に、いなごのつくだ煮の調理法を聞かれ、私がネットで調べるはめに。
それ分かってる上で取りに行ったんじゃないの?!とつっこみたくなりましたが。
作る方によって調理法に特色がみられ、なかなか興味深かったので順を追って載せてみます。
導入部
・いなごを生きたまま、いきなり鍋に投入。飛び出ないようにフタをす る。蒸すパターン。
・緑茶やほうじ茶で、いなごを煮るパターン。ざるに上げて水気を切る。
・袋に入れたイナゴを床に横置きにして数日放置し、フンを出させた後、ギザギザの足(もも)と羽を取り除いて処理するパターン。
下処理なしで生きたまま鍋投入のパターンは、ちょっとびっくりでした。作り慣れてるとワイルドにいっちゃうのかな。
調理
・蒸したイナゴに調味料を加え、そのまま煮詰めるパターン
・油で炒めた後、調味料を加え煮詰めていくパターン
使用する調味料は、醤油、砂糖、酒、水飴、みりんと、調理する人によって組み合わせや割合は様々。
父の場合、フンを出させてからモモ足と羽をもぎ、油でいためるパターンでやっていました。ただ、足と羽をもぐのに、細かい作業に時間がかなりかかって、疲れたご様子。もも足はトゲトゲがあるから、取った方が食感は良いようです。
そして。
父と一緒にイナゴを取りに行った方が調理し、おすそ分けして下さったものです。
父の作ったものを載せようとしたのですが、何だか大きくてちょっと怖かったもので、躊躇してしまい。大きいのはメスで、小さ目はオスなのだそう。
味は、カリカリの佃煮という感じで、イナゴ特有のえぐみのようなものは特に感じません。小学生以来でした、食べたの。
無印良品でこおろぎのせんべいが売っているようですが、今後イナゴなどの昆虫が、当たり前に食されるようになったりする未来が来たりするのかな。などと考えながら、今日はおしまいです。
はてなブログで、詳しく載せていらっしゃる方がいました。